motchyの備忘録

私にとっては大きな1歩だが、人類にとっては小さな1歩だ。

InkscapeでEPSをエクスポートするときにラスタライズされてしまう時の対処

 Inkscape で次のようなグラフを描いてEPS形式でエクスポートすると、なぜかラスタライズされてしまう。グラデーションとか使ってないのに、どんなにオプションを調整してもダメ。困った。

2017_9_23_2208.png

 散々試行錯誤した挙句、一度 emf 形式でエクスポートしてからこちらのオンラインサービスで eps に上手く変換できることがわかった。文字情報もちゃんと保存されており、LatexでPDFを出力しても文字だったところはちゃんと文字として扱われている。

 emf でエクスポートするときのオプションは全部はずしてよさげ。ただ、今回の場合は「テキストをパスに変換」すると、その後の変換後の eps のサイズがかなり減った。多分フォントを埋め込まなくて済むからだろう。

2017_9_23_2207.png
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テーマ:ソフトウェア - ジャンル:コンピュータ

  1. 2017/09/23(土) 22:08:32|
  2. misc
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Kubuntu 17.04 でウィンドウの枠が消えたときの対処

 先日、Kubuntu 17.04 でウィンドウの枠が消える現象が起こった。 kde-*, kubuntu-*, plasma-* といったパッケージを purge してから再インストールしても治らない。
 そこで kwin_x11 を実行して KDE のウィンドウマネージャを再起動すると libkxbcommon v0.7.0 が無いと言ってきた。多分QtCreator の日本語入力対応で v0.5.0 を入れてしまったのがまずかったのだろう。次の手順で v0.7.0 を再インストールすることで解決した。

$ mkdir ~/hoge
$ cd ~/hoge
$ wget http://xkbcommon.org/download/libxkbcommon-0.7.0.tar.xz
$ tar xf libxkbcommon-0.7.0.tar.xz
$ cd libxkbcommon-0.7.0
$ ./configure -prefix=/usr -libdir=/usr/lib/x86_64-linux-gnu -disable-x11
$ make -j4
$ sudo make install
$ cd ~/
$ rm -rf hoge

テーマ:Linux - ジャンル:コンピュータ

  1. 2017/09/18(月) 00:32:27|
  2. Linux
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KDEでrootで実行されるGUIアプリにテーマを適用する方法

 KDEでGUIアプリをroot権限で実行するとテーマが適用されず、アイコンもグラフィックスも真っ白けになる。次の方法でこれを解決できる。
/etc/environmentXDG_CURRENT_DESKTOP="KDE" なる1行を追加する。
以上。

テーマ:Linux - ジャンル:コンピュータ

  1. 2017/08/11(金) 17:31:07|
  2. Linux
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大阪大学全学IT認証基盤サービスのログインパスワードをFirefoxに記憶させる

 記事のタイトルでピンとこない人は安心してこのページを閉じられたい。これはあなたの関心事ではない。

 最近パスワードのルールも変更されていよいよ面倒臭くなった。いざというときに1秒で思い出せないパスワードなど死神の思う壺である。それに記号なんぞも入っておるとタイピングがぎこちなくなるから寧ろ盗み見のチャンスを与えることになる。
 そういうわけで Firefox に『大阪大学全学IT認証基盤サービス』のログインパスワードを強制的に覚えさせてみる。

Saved Password Editor の導入

Saved Password Editor というアドオンを利用する。「Saved Password Editor」で検索してヒットするアドオン導入ページからこのアドオンを導入して、有効化するためにFirefoxを再起動する。

ログイン情報の登録

「ツール」メニュー → 「保存したパスワード」で設定画面を開く。「新規作成」ボタンを押して登録画面を開き、次のように設定する。
ホストhttps://ou-idp.auth.osaka-u.ac.jp
送信URLのプレフィクス同上
ユーザ名あなたの名前
パスワードあなたのパスワード
ユーザ名欄の name 属性USER_ID
パスワード欄の name 属性USER_PASSWORD
これで完了。ログインページを開けばパスワードが自動で入力されているはず。

テーマ:ブラウザ - ジャンル:コンピュータ

  1. 2017/08/10(木) 00:37:34|
  2. univ
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Ubuntu16.04 で Acrobat Pro DC 2017 を使う

 Linux向けのPDF処理アプリは色々あるが、どれも注釈機能が不十分であり、Adobe Acrobat に及ぶものはない。技術書を電子化する身にとっては優れたOCRや注釈機能, 編集機能が必須である。そういうわけで、Ubuntu16.04 で Adobe Acrobat Pro DC 2017 を動かすことにした。
 実験にあたってこちらを参考にした。

既知の問題


 Adobe のオンラインストレージが使えない。

Windows上での作業


 Linux の wine 上ではインストール自体はできるが、初回起動時の Adobe ID へのサインインができないので、一旦 Windows にインストール + サインインしてから、バイナリの一部を Linux に移植することで解決する。

一旦 WIndows にてインストールを行う


 ここの「Acrobat Pro 2017 Windowsの場合」から Acrobat Pro DC 2017 のオフラインインストーラ Acrobat_2017_Web_WWMUI.exe をDLし、これを使って Windows に Acrobat Pro DC をインストールする。
 インストール完了後に一度起動し、 Adobe ID にサインインしておくこと。

インストーラとバイナリのコピー


 USBメモリでも何でもいいから用意して、そこに以下の3つのファイルまたはフォルダをコピーする。

Linux上での作業


 以下の作業のために、↑でコピーした3つのアイテムが入っているパスを一時的な環境変数に設定しておく。

$ export TEMP_DIR_ITEMS="3つのアイテムが入ったディレクトリ"

(例)
$ export TEMP_DIR_ITEMS="/media/motchy/UFD/temp_items"

Wine の最新版をインストール


 Ubuntu16.04 のリポジトリでは wine 1.6 が最新だがこれでは足りない。もっと新しいやつを使う。

$ sudo add-apt-repository ppa:wine/wine-builds
$ sudo apt update
$ sudo apt install --install-recommends wine-staging

Acrobat Pro DC 専用 wine 環境を構築


 WinePrefix というものをご存知だろうか? Wine は仮想環境を複数用意することができて、個々の環境のことを WinePrefix と呼ぶのである。Acrobat Pro DC を動かすには普段使いの WinePrefix では具合が悪いので、専用の環境をこしらえることにする。

$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC WINEARCH=win32 /opt/wine-staging/bin/winecfg

monoランタイムやらGeckoエンジンのインストールがひとしきり終わった後の設定画面で「Windowsバージョン」を Windows7 にすることを忘れぬように。
 尚、将来この環境を削除したくなったら次のコマンドを実行すればよい。

$ rm -rf ~/.wine-AcrobatProDC

mspatcha.dll のインストール


 mspatcha.dll なるライブラリが要るらしい。EXEファイルへの公式のリンクが切れていて参考サイトの通りにはいかない。事前に代替リンクからキャッシュして対応する。

$ mkdir -p ~/.cache/winetricks/win2ksp4
$ wget -P ~/.cache/winetricks/win2ksp4/ ftp://ftp.gnome.org/mirror/archive/ftp.sunet.se/pub/security/vendor/microsoft/win2000/Service_Packs/usa/W2KSP4_EN.EXE
$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC winetricks mspatcha

atmlib.dll のインストール


$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC winetricks atmlib

AcrobatProDC のインストール


$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC /opt/wine-staging/bin/wine ${TEMP_DIR_ITEMS}/Acrobat_2017_Web_WWMUI.exe

Windows からバイナリを移植


$ cd ~/.wine-AcrobatProDC/drive_c/Program\ Files/Adobe/Acrobat\ 2017/
$ rsync -rv --size-only ${TEMP_DIR_ITEMS}/Acrobat\ 2017/ .#最後のピリオドを忘れるな
$ cd ~/.wine-AcrobatProDC/drive_c/Program\ Files/Common\ Files/Adobe/
$ rsync -rv --size-only ${TEMP_DIR_ITEMS}/Adobe/ .

wine 再起動


$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC /opt/wine-staging/bin/wineboot

途中でエラーが出て止まるが、Enter で終了して問題ない。

XPモードへ戻す


 Windows7 モードのままでも一応動作するが、UIの至るところで文字列が消えて使い難いから XP に戻す。設定ウィンドウが出るので「Windows XP」を選択する。

$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC /opt/wine-staging/bin/winecfg

Acrobat Pro DC 起動


 最近の Wine は気が利いていてアプリケーションランチャーやデスクトップにアイコンをこさえてくれる。このアイコンを押せば問題なく起動するから普段はそれでよいのだが、念の為にターミナルからの起動方法も示しておこう。

$ WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC /opt/wine-staging/bin/wine C:\\Program\ Files\\Adobe\\Acrobat\ 2017\\Acrobat.exe

ここでひとつ注意! この後システムを再起動するまでは WINEPREFIX=~/.wine-AcrobatProDC /opt/wine-staging/bin/winecfg を実行してはならない。無限にメモリリークして20秒ほどでRAMを食いつくされてシステムが落ちる。信じられないならやってみるといい。メモリ使用率モニタを表示しておくのを忘れぬように。

環境設定


 実はこのままでは「名前を付けて保存」が使えない。オンラインストレージ機能が死んでいるので、その機能に依存しているリッチな保存ダイアログがのっぺらぼうになってしまう。そこで、「編集」メニュー → 「環境設定」→「一般」→「ファイルを開くときにオンラインストレージを表示」と「ファイルを保存するときにオンラインストレージを表示」のチェックを2つとも外しておく。

以上。

テーマ:Linux - ジャンル:コンピュータ

  1. 2017/08/01(火) 17:25:09|
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